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温川温泉 「温川山荘」

浅瀬石川に架かるつり橋を渡り、渓流沿いのブナ林の中を進むと現われる木造2階建ての「温川山荘」。今でも国道が1本しか通じていない秘湯だ。また、作家・吉川英治が「宮本武蔵」を執筆した場所としても知られており、文学碑が建立されている。

自慢は、ヒバ檜を敷き詰めた湯船や自然に囲まれた開放感のある露天風呂。無色透明で微かな硫黄の香りが漂う湯が、たっぷりと源泉かけ流しで楽しめる。「藤助の湯っこ」と名付けられて露天風呂は混浴なので、男性には嬉しいかもしれない。

夕食は、地元で採れた食材を使った素朴な郷土料理を味わえる。ここには賑やかな温泉街や豪奢な館内施設といったものは一切なく、あるのは周囲の大自然の営みと川のせせらぎの音。日常を忘れ、何もしないという贅沢を満喫して欲しい。

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