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滝沢温泉 「滝沢館」

周囲を木々の緑に囲まれた静かな宿「滝沢館」。明治の頃から地元民の憩いの場として栄え、赤城信仰の信者の中継地として利用されていた。深い林に囲まれた情緒あふれる建物が人気。館内に入ると畳の匂いがして、とても綺麗で落ち着いた感じだ。

露天風呂は離れにあり、岩風呂の露天と簡単な洗い場があるだけの簡単な造りで、周りは折り重なるように群生する樹木に囲まれておりとても開放的だ。お湯は炭酸水素塩冷鉱泉で、青みがかった色をしていて、天候気温、時間経過によって色が変化するらしい。源泉温度が24.5度と低いため、循環加熱している。
内湯は館内にある為、露天風呂からそのまま移動できず、一度服を着なければならず少し面倒。さらに内湯のお湯は温泉ではなく、地下水を沸かしているものらしい。

赤城山で採れた季節の素材を生かした素朴な料理も魅力的。疲労回復に優れた温泉と料理で、心身ともにリフレッシュするには最適の宿だ。

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