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壱岐 「平山旅館」

天然のアラを堪能するためには、長崎県の壱岐に行くしかない。そこで紹介したいのが、玄界灘に浮かぶ島壱岐にある「平山旅館」だ。この宿は、テレビアンケート日本名旅館百選、JTBトラベランド主催「21世紀に望まれる旅館像」大賞受賞などなど、数ある賞受賞した老舗旅館。家族で営む小さな宿だが、極上の料理を目当てにする常連客が全国に存在している。

この宿で味わえるアラは、脂がのりそれでいて上品で深い旨みがある。腸や胃袋といった内蔵は、魚とは思えないほどの濃厚さがある。さらに鍋にするととりわけ美味な部位の、目玉とその周囲。鍋に入れて、ほんのりと桜色に染まったら食べごろだ。鍋の締めに食べる、アラの旨みと野菜の甘みが溶け合った出汁で作る雑炊がこれまた絶品。

温泉は、体の芯から温まる食塩泉のお湯で、鉄分も多く含まれているので茶褐色。もともとわき出てくるときは透明なのだが、空気に触れたとたんに含まれている鉄分が酸化して赤くなるらしい。ゴムやヤシの木など南国情緒漂う自慢の「ジャングル露天風呂」もオススメだ。

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