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松川温泉 「峡雲荘」

280年の歴史を持つ松川温泉郷の中にある「峡雲荘」。八幡平の春から夏にかけては新緑、秋には紅葉に変化するブナやナラに囲まれた自然が楽しめる。もともと湯治本位の気取らない山の湯だったが、2008年に木の温もりを感じる館内に改装してシックなたたずまいに。館内の暖房は、温泉の熱を利用した地熱発電を採用し、厳冬期でもTシャツ1枚で過ごせるほど温かい。

温泉は、湯力たっぷりの美しい乳白色の湯で、湧出時は無色透明だが、酸性成分が多いため空気に触れると白く変化する。さらに気温や天候によっては、青や緑、黄色などに微妙に変化もする。それがまたブナやナラの原生林に囲まれた緑とマッチしとても綺麗。
温泉に浸かると、じんわりと体の奥まで効いてくるような絶妙な湯加減で、とろりとまとわりついて柔らかい肌触りだ。

また、料理も郷土食を生かした珍しい品々で、特に八幡名物のホロホロ鳥の料理が絶品。基本的には、醤油仕立ての鍋でいただくが、陶板焼きや刺身でも味わうことができる。クセのない柔らかい肉は風味満点だ。

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