矢立温泉 「アクトバード矢立」

青森県境・矢立峠の下にある山間の湯「アクトバード矢立」。アクトバードとは「活性温泉」の意味で、チェコスロバキアのカルルスバード温泉の泉質と似ている所から名付けられた。旧名は「赤湯」で400年の長い歴史を持ち、古くから湯治場として親しまれている。すぐ前にはかつて蒸気機関車が行き交った、旧奥羽本線の橋脚なども残り、どこか懐かしい雰囲気が自慢の宿だ。

温泉は、鉄性塩類という鉄分を多く含む温泉で、湯に浸かった瞬間に、温泉成分が染み入るような感覚がある。そのお湯の肌触り・質の良さに、根強い人気を誇る。洗い場の床は、経年の析出物によって鱗状に波打っており、まるで千枚田のよう。

旅館情報

• 住所 ： 秋田県大館市長走字長走赤湯沢1
• 料金 ： \7,000～
• チェックイン ： 15時 / チェックアウト ： 10時
• 施設 ： 全12室、内風呂2
• 効能 ： リウマチ、神経痛、胃腸病、骨折 など